エルバ島のリストランテ その3 [トスカーナの小さな街]
この日の夜(といってもまだ明るい)、島で一番の賑わいを見せるマリーナ・ディ・カンポMarina di Campoの街にやってきました。
なんとなくカリビアン(?)な、おしゃれなお店でアペリティーボ。
目的のレストランに向います。
大きな看板はエルバにある日本でも人気の時計メーカーLOCMAN。
http://www.locman.it/flash.html
左の建物がLOCMANのシュールームです。
目指すレストランはその2階にあります。
こちらがその入り口。
お店の名前は「コンティキ」。
もちろんヘイエルダールのコンティキ号に因んだ店名です。
KONTIKI
Marina di Campo. Molo Nuovo,Isola di Elba
tel0565-976465
生きてる魚が嬉しいTaro君。
店内はこんな感じです。イタリア的には低めの天井が船のキャビンにいる気分です。
エルバ島産のミネラルウォーターです。
アンティパストを取り分けた皿。
左、イワシのマリネ。中央はタコとジャガイモ、イタリアンパセリの前菜。右はマグロのマリネ。
上は軽くミンチした白身魚の揚物、とても美味しかったです。
プリモ。「海のアスパラ」という名の海草とアサリの手打ちパスタ。絶品でした。
メイン料理。スズキのグリル、ジャガイモ添え。
ドルチの取り合わせ。
この日のメンバーも前日と同じ、Taro家、ウリとインゲ、私達の7人。
店内のTVのイングランド対スウェーデン戦に夢中になっていたので、写真が少なめです。
試合の方は2対2のドロー。
このレストランの料理も洗練されていてとても美味しかったです。
料金は「その2」の「オステリア・デル・ノーチェ」よりはやや高め。でも充分リーズナブル。
今日はワールドカップで盛り上がっていましたが、
いつもはおしゃれなムードで食事が楽しめるお店だと思います。
Taro君を抱き上げているのがオーナーのミンモ。左は奥様。
帰りに通った公園のメリーゴーランド。
もう終っていたのだけど親切なお姉さんがTaro君のために回してくれました。
おまけ。こちらは飛行場の近くで見つけた陶器屋さん。
彼女が作家でオーナー。センスの良い手作り陶器です。
次の本の料理撮影にピッタリだったのでいくつかゲットしました。
こちらはマルチアーナ・マリーナMarciana Marinaの港の古い砲台。
この近くにも素敵なレストランがあるそうですが今回は時間がありませんでした。
次回のお楽しみにとっておきます。
わぁ~!一番のりだぁ~^^
息子が学校お休み(土曜参観の代休)なので、寝てるから、
朝ごはん前にブログ中です。お腹がすいてるので、目が釘付けになりました!
どれも、おいしそうです。
メリーゴーランドの派手さにびっくり!終わってても回してくれるなんて、優しいですよね~♪
by (2006-07-03 07:38)
メリーゴーランド、最初からあの派手さだったのかなぁ?
メンテのたびに派手になっていったのではと想像(^^)
陶器屋さん、あの状態で展示してあるんですか?
持ってかれるんじゃないか心配だな〜と思ってたら
信楽焼のタヌキもそういえば外に展示?してあったと
思い出した。(デカイし使いみちが限られてるからかな)
でも、西洋の田舎の街並を思わせる自然な色合いで
とてもいい感じです。
洋一さんのスリムさに(@o@)‥‥。
(食事に行ったら店長に少し太られました?って言われた)
by あーろん (2006-07-03 09:33)
どれも食べてみたいものばかりですが、「海のアスパラ」が食べてみたい一番です、手打ちにひかれます。
ステキな陶器ばかり手に入れましたね、我が家にもぴったし(笑)
でもいつも割れやすいのと、荷物になるのであきらめてますが、
欲しいことには変わりないです。
雰囲気のあるこんな店で買ってみたいです。
by いっぷく (2006-07-03 10:20)
こんな海辺のレストランで海のもの食べたら・・・・
考えただけでもヨダレが・・・・・・
by toraneko-tora (2006-07-03 11:07)
またまた、おいしそうですね~(*´∇`*)
サッカーを見ていて写真が少なめってのが、納得です!
私も、見るのに夢中で撮るのを忘れる事なんてしばしばですから・・・
by poppychan-page1 (2006-07-03 11:20)
海辺の風景がとてもやわらかい。
静かな田舎町と言う感じ、癒し系ですね。
食べ物がとても美味しいそう。
by (2006-07-03 12:47)
福井洋一さん こんにちは。
すごい、海の色が綺麗ですね。この写真見るだけでもスカッとします。
最近、トスカーナ地方やフィレンツエと聞くと妙に気になるようになってきました。
今朝もラジオでトスカーナに在住の現地レポーター
(ひょっとするとメイコイワモトさんでしたか?声は聞いたことがないので?)
からの話しでイタリアの子供たちの太りすぎが問題になっているらしく、調査の結果はここでは魚料理がたくさん並んでいますが
魚料理より肉料理を食べる子供が多かったそうです。
その理由はお母さんが魚料理の場合、さばいたりするのに時間がかかるので
ついつい料理時間の短い肉料理の献立にすることが多いからだそうです。
また、子供たちの35%は朝食をとらないで学校に来るそうです。
そしてどうしても、インスタント的な料理が多くなっている。
こんなことが海外からの報告として流されていました。
by 匁 (2006-07-03 18:08)
潮風がコチラにまで吹いて来る感じです。
今年もそろそろ遠征です。
イタリアまで足を伸ばす事が出来るでしょうか。
(う~ん、行きたい)
by cuvee-juliez (2006-07-03 19:38)
今回もすばらしいお料理達!
特に前菜のお皿に目が釘付けです!
キリッと冷えた白ワインと一緒につまみたいな~^^
by STELLA (2006-07-04 05:40)
アペリティーフ、どれも色がきれいで、リゾート気分一杯になりますね。
カンパリらしきもの以外は、どれも謎で、何かな?と思ってます。
ココナツの殻を置いているテーブルセッティングもおしゃれ。
前菜、パスタ、メイン、魚貝づくしだけど、それぞれ違う味付けでおいしそう。。
さすが、プロのメイコさんが選ぶお店はチガウ!
by TaekoLovesParis (2006-07-04 07:55)
どれも美味しそう~。空港もあるんですね。ミラノから行けるでしょうか。
ホテルが取れても、夏のシーズンは船が混んでなかなか乗れないって聞きましたけど、やっぱり人気のリゾートですよね。
by mikachan (2006-07-04 22:52)
よさそうな店ですね。
by 池田匡克 (2006-07-05 05:57)
あやっぴぃさん、あーろんさん、いっぷくさん、toraneko-toraさん、流風さん、nekoさん、tigerkitaさん、clos-du-meixさん、DSilberlingさん、TaekoLovesParisさん、STELLAさん、zepさん、nice!やコメント、ありがとうございました。
あやっぴぃさん、
暗い公園の中で妖しく煌めくメリーゴーランド、まるで自分が光に吸い寄せられる虫になったような気分でした。Taro君の目が輝いてしまったのも、それを見つけたお姉さんがもう1回、回してくれたのも、メリーゴーランドが仕掛けたいたずらだったのかも知れません。
あーろんさん、
メリーゴーランド、確かに何か自分の意志を持って成長していったような、不思議な存在感がありました。キャラクターが妙に活き活きしてたのです。そうとう腕の良い職人さんが手掛けたのかも知れませんね。ピノッキオを作ったジェッペット爺さんのような。
えーっと、陶器屋さんの写真、確かに痩せてますが写真のトリックに注意!Tシャツの脇の部分が白く抜けていて、そこが背景に溶け込んでしまっています。
いっぷくさん、
海のアスパラ、僕たちも初体験。サクサクした食感がアスパラ風でした。南イタリアにはワカメのフリットもありますが、イタリアでは海草を食べること自体、かなり珍しいことなので驚きました。
陶器、作家ものって実は苦手なのですが、彼女の場合はとても自然で気に入りました。
toraneko-toraさん、
最近はイタリアも生鮮食品の流通や冷凍技術が進歩しているのか、内陸のフィレンツェにも美味しい魚介料理を出すレストラン、増えてきました。でも、やはり海辺で頂くと格別ですね。
流風さん、
特においしそうな場合、食べてしまってから写真をとり忘れた事に気づくのは年中です。
nekoさん、
田舎の良さは世界共通かも知れません。イタリアと日本を比較する時も、日本の田舎の良さに目が行かず、つい東京を日本の代表のように考えてしまう癖は、良くないですね。
tigerkitaさん、
あ、そのレポーターはメイコではないです。でも確かに、イタリアでも食習慣の乱れは問題のようです。だから「スローフード」という考え方、運動も生まれたのですね。日本でも「食育」という視点が注目されているようです。便利さ、時間短縮の要求が生み出した工業的、商業的な食文化の弊害に、ようやく世界が気づいたと言う事かも知れません。
clos-du-meixさん、
イタリアの葡萄もだいぶ大きくなってきました。この夏も充分暑そうで、雨も少ないですから、2年続く優良年を期待してます。是非、足を延ばしてください。
STELLAさん、
前菜はイタリア料理の華。アンティパストが豊かなお店は間違いなく美味しいですね。
TaekoLovesParisさん、
左はブラッディ・マリー、セロリが美味しかったです。カンパリオレンジの隣はミントが入った×××(名前忘れました)。右はスプマンテとオレンジの「イル・ミモーサ」かな?今度ちゃんと取材しときますね。エルバ島のこのお店ではなくて、フィレンツェの「アール・バール」というとってもスペシャルなトロピカルカクテルを出すお店があるのです。
ミカチさん、
エルバ空港に来る便は、イタリア国内からはなぜかベルガモからだけのようです。ちっぽけな飛行場なのでしかたないですが、でもフェリーは時間も短く便数も多いのでウーティレですよ。
池田さん、
blogいつも拝見しています…と思ってたんですが見落としてました。5月の初めにエルバ取材されてたんですね。いく先々で「こないだ日本人のブラボーなジョルナリスタがフィレンツェから取材に着たよ」って言われて誰だろう?と思ってたらやっぱり池田さんの事だったんですね。
by plot (2006-07-05 08:17)