チリエジョーロ ciliegiolo [Vino e …?]
だいぶんご無沙汰してしまいました。
記事へのコメントなども頂きっぱなしで、
お返事も遅れて大変失礼しています。
一昨日の晩、フィレンツェに帰ってきました。
ようやく二人と１匹全員集合。
パンケッティ チリエジョーロ 2005
IGT マレンマ・トスカーナ
Panchetti ciliegiolo 2005
Igt Marenma Toscana
パンケッティ；ワイン名。
チリエジョーロ；葡萄品種。
Igt(Indicazione Geografica Tipica); 典型的生産地表示。
マレンマ；トスカーナの西南端の海岸地方。近年注目を集めているエリア。
チリエジョーロはトスカーナなど中部イタリアの、
半ば忘れられた古い葡萄品種ですが、近年、単独または混醸用として再評価されています。
これはチリエジョーロ100％。
いつもの量り売りのワイン屋さんですが、生産量が少ないため大瓶では仕入れられないそう、久々のラベルつきワインです。
美しく深いルビー色。
特筆すべきは香りです。
おそらくサクランボ＝チリエージァ ciliegiaに由来する葡萄名ですが、むしろ森のベリー類の香り。
サンジョヴェーゼよりは穏やかな酸味。
しっかりしたタンニン。
マイナス要因は僅かな苦味ですが、
野性味とわりきれば充分、許容範囲です。
とても美味しく個性のしっかりしたワインでした。
普段の量り売りのワインは一番高価なもので€4（￥600弱）まで、これは€11（約￥1600）。
未体験だったので大盤振る舞いしたのですが、
それ以上の価値でした。満足！
ところで、さっきまでアルゼンチンとコートジボワールの試合をTaro君の家でTV観戦。
クレスポとサビオラのゴールでアルゼンチンの順当勝ち、2対１。
でもコートジボワールもゴールを決めたドログバをはじめ、とても良いサッカーをしていましたね。
日本の試合が待ち遠しいです。
今晩22時のトスカーナの空です。
ワインはともかく・・・"ふたりと一匹"・・・の一匹が、椅子の穴から・・・・
面白い絵です こんな絵って好きで～す
by toraneko-tora (2006-06-11 09:31)
４月以来の（・・・って、たった２ヶ月ですね）日本と束の間のパリはいかがでしたか？。
イタリアには馴染みのないワイン用ブドウ品種がたくさん。お店で手に取ってラベルを見ても、何がブドウの名前なのか判らないこともしばしばです。チリエジョーロって書いてあっても、何のコトやらさっぱり・・・ですね（＾＾；覚えておこうっと。
洋一さんはマイナス要因に挙げてらっしゃるけど、僕はサクランボの果肉に感じる微かな苦みって密かに好きだったりするので飲んでみたい・・・。
by yk2 (2006-06-11 09:44)
チリエジョーロ、初めて知りました。勉強になります。
この季節、外でいただくとより一層おいしく感じますね。
にゃんこちゃんも愛らしい！
ワインの量り売り・・・日本でもあったらいいのに。
アルゼンチン戦、熱くなりました！コートジボワール、善戦でした。
スウェーデン戦でのトリニダードトバゴもそうでしたが
W杯での経験がモノを言ってたような試合でしたね。
わが日本はどんなゲームを見せてくれるのでしょうか。
by (2006-06-11 11:15)
福井洋一さん
こんにちは
お元気な様子安心しました。
ワインとサッカーいつも通りの落ち着いた雰囲気ですね。
今日、日曜は8chでは通常の 報道２００１ を取りやめサッカーの放送をしています。日本の試合が始まったらどんなことになるのか。！？
by 匁 (2006-06-11 11:32)
日本のミケにゃんみたい。カワイイ♪
夕日がすごくきれい・・・と思ったら２２時？びっくり！！
by himika (2006-06-11 11:35)
大会序盤ですがものすごい盛り上がりですね。2002年大会も楽しかったけど、98年フランスの時もそうでしたが本場のワールドカップは100倍くらい盛り上がっていました。大会を楽しませる一つの要素のサポーターの数だけで言ったら100倍以上だろうし。イングランドもポルトガルもアルゼンチンも、サッカーファンの僕からしてみれば大好きなチームです。しかし何と言ってもNIPPONです。優勝してもらいたいです。夢の夢！でも、もし それが叶うなら、その時の喜びをみんなで分かち合いたいです（^^） イタリア国内も盛り上がってそうですね。
by 鈴木浩司 (2006-06-11 12:48)
ワインのビンに付けられたガラス容器は見たことないので
？？です。新兵器なのか伝統的なものなのか、
このあたりの情報に疎いので、それがすごく気になりました。
コルクにガラス管が通っているし、みんな知っているのに、
自分だけ知らないようです。
by いっぷく (2006-06-11 12:49)
三毛猫が椅子からみえるのは面白い。
ワインのコルクの上の物はなんでしょう。はじめてみました。
12日は日本対オーストリアの対戦、どうなるか今からわくわくします。
by (2006-06-11 14:29)
自分も同じくワインの上に付けられたガラスが気になりました
一杯分の量を均等に量るもの？もしくはそこで空気を含ませるとか？
コートジボアールとトリニダーゴトバゴの善戦ぶりには、ちと感動！
バタバタしてたので、イマイチ盛り上がれなかったテンションがやっとエンジンかかってきました♪
by あーろん (2006-06-11 14:51)
お帰りなさい！
ほんと、あのフラスコみたいな容器はなに？？
デキャンタ？コルクに穴あけるの大変そう！
美味しそうなワインですね～♪ベリーのような香りっていいですね！
サッカー日本戦楽しみです♪
by ツカ (2006-06-11 16:27)
ひさびさのトスカーナ便りですね。
のんびりした草むらの風景写真にいやされます。
私もワインの上のフラスコ、気になってます。
チリエジョーロ、さくらんぼの香りが好きだから飲んでみたいな。
ドロクバ、すごい選手。アフリカ系はフランスチームにいた選手が
多いですね。
by TaekoLovesParis (2006-06-11 23:44)
yk2さん、toraneko-toraさん、toucoさん、tigerkitaさん、himikaさん、鈴木浩司さん、いっぷくさん、nekoさん、あーろんさん、Ikesanさん、ツカさん、Minovskyさん、TaekoLovesParisさん、みなさん、nice!とコメントありがとうございました。
「お返事も遅れて大変失礼しています」と言ってるそばから、so-net blogメンテナンスのバタバタと敗戦ショックで、お返事またまた遅くなってしまいました。
メンテナンスの担当の人もワールドカップも観ずに頑張ってたのでしょうね。お疲れさま。でも観れなくて良かったかも？ま、終った事は終った事。くよくよせずに気を取り直して…。
toraneko-toraさん、
何を隠そう亡父の生業は写真家でした。僕にはその才能は遺伝しなかったので画家をやってますが。この「一匹」推定年齢15、6歳のお婆ちゃん猫。最近は鼻も目も利かないくせに生の本マグロ（キハダ、メバチはまたぎます）しか口にしないのでてんてこ舞いさせられてます。近所に活きの良い魚屋さんがあるので助かってますが。
yk2さん、
一週間（メイコは一月余り）の東京、特に予定は入れてなかったのだけど何故か忙しく、ろくにblogも開けませんでした（メイコは例によって超絶日程）。それにひきかえ、たった一泊だったパリ、とても楽しくくつろげました。blogでもちらっとご報告しますね。
チリエジョーロの苦味、次の日に残りを飲んだらほとんど気にならないレベルでした。イタリアのワインで残り物が美味しく飲めるこういう経験、良くあります。野性の証？
toucoさん、
ワインの量り売り、酒税法とかの規制をクリアできるのなら自分で開きたいくらいです。
そして…あーあ！負けちゃいましたね。でもまだ終ってません。ジーコと選手達の開き直りが奇跡をもたらす事に期待しましょう。
tigerkitaさん、
タイガース頑張ってますか？kitaさんの絵画はますます冴えていますよ！
himikaさん、
日本のミケですよ！まだ来たばかりでイタリア語はしゃべれません。
鈴木浩司さん、
イタリアは初戦の勝利で大いに盛り上がってますが日本が心配です。残りの2試合、胸の空く勝利で決勝トーナメントに進む事を祈っています。今日の試合を観るとブラジルにもクロアチアにもつけ入る隙はありそうです。走り回ってしっかりプレスをかけてひたむきに戦って欲しいです。
いっぷくさん、nekoさん、あーろんさん、ツカさん、TaekoLovesParisさん、
まだ終った訳じゃないです。続く2試合、気合いを入れて応援しましょう！
ワインの上の謎の未確認物体、実は以前の「リコッタ・ペコリーナ」の記事の写真にも
http://blog.so-net.ne.jp/firenze/2006-04-30
なにげに（というよりいわくありげ？）写ってるんですよ。
でもその時はまったく反応無しだったのでちょっと拍子抜けでした。
だから反応してくれて嬉しいです。次回以降の記事で詳しくご紹介しますね。
…で、予告編はこちらで↓
http://www.versovino.com/i/index.html
by plot (2006-06-14 07:14)